本陣駅からすぐ!麺屋ぶんけいのラーメン、濃厚担々麺、まぜそば

名古屋のラーメンって聞くと、どうしても派手な看板や行列の写真が先に浮かぶんですが、今日の目的地はそういう“映える店”とは別ベクトルです。

本陣駅から歩いてすぐ、鳥居通の空気に溶け込むように青山ビルの一角にある「麺屋ぶんけい」。

仕事柄、現場終わりに腹を満たすことが多い自分にとって、駅近で夜もやってるラーメン屋は正直ありがたい存在です。

とはいえ、ここは単に便利なだけじゃない。

煮干し醤油や鶏白湯、塩、担々麺、まぜそばと、看板の幅は広いのに、芯の通った一杯を出してくるタイプの店でした。

なお、現金のみという昔気質なところも含めて、町中の“古き良き”をちゃんと残してる。

今回は、名古屋・中村区でラーメンを探している人、特に「本陣 ラーメン」で迷ってる人に向けて、麺屋ぶんけいの空気感と、胃袋に落ちる味の話をしていきます。

店舗情報

店名 麺屋ぶんけい
住所 〒453-0044
愛知県名古屋市中村区鳥居通2-27(青山ビル)
営業時間 11:30〜14:00
18:00〜22:00
定休日 水曜・日曜
交通手段 名古屋市営地下鉄 東山線「本陣駅」から徒歩約2分
支払い方法 現金のみ
お問い合わせ 052-481-0900

グーグルマップ

設備

席数 約20席
個室 無し
貸切 不可
喫煙 禁煙
駐車場 無し
設備 カウンター
テーブル席
座敷席
お子様連れ 可能

本陣駅から徒歩数分、鳥居通の生活圏にあるラーメン屋

本陣駅を出て、地上に上がった瞬間の車の音と人の流れが、いかにも名古屋の生活道路って感じでした。そのため、観光で来た人が「目的地!」ってテンションで歩くというより、近所の人が買い物帰りにふらっと寄る距離感です。麺屋ぶんけいは、鳥居通の青山ビルに入っていて、駅から徒歩2分くらい。いわゆる「名古屋駅から徒歩3分」みたいな派手さはないですが、本陣駅ラーメンで探すならかなり強い立地だと思います。

ただし、車で動く人間からすると、ここで一回つまずきます。というのは、専用駐車場がありません。自分は2010年前後のハイエースに乗ってるんですが、こういう車だとコインパーキングの区画によっては気を遣う。結局、近くのコインパーキングに入れて歩きました。近いんですけど、停めるまでの“ちょい面倒”はある。名古屋でラーメン食べ歩きしてる人は車移動も多いと思うので、ここは最初から頭に入れておくと気持ちが楽です。

店に入った瞬間、思ったより「家っぽい」安心感があった

扉を開けると、カウンターの気配と、奥の席の空気が同時に入ってきました。最初、外観の印象から勝手に「カウンターだけのストイックな店かな」と想像してたんですが、奥にテーブル、さらに座敷っぽい席が見える。ここでちょっと安心しました。自分は一人なのでカウンターでも全然平気なんですが、周りを見ると家族連れや複数人でも入れそうな作りで、町のラーメン屋としての守備範囲が広いんです。

そして席に座った瞬間、妙に落ち着くのが面白い。ラーメン屋って、湯気と音と匂いでテンションが上がる反面、背中が落ち着かない店もあるじゃないですか。ところでここは、バタついた感じが少ない。忙しそうなのに、空気が荒れてない。そういう店は、だいたい味もブレにくいです。

メニューを開いたら、まず「一杯で決めきれない」種類の多さにやられた

席に座ってメニューを見た瞬間、頭の中で計算が始まりました。煮干し醤油、塩、味噌、辛味噌、濃厚担々麺、まぜそば。さらに期間限定も出る。ラーメン屋としてはジャンルが広いのに、どれも中途半端に見えないのが厄介です。なぜなら、初見の店で“当たりっぽい一杯”を当てるには、普通は看板を一本に絞ってる店の方が読みやすいんです。

自分は本来、煮干しラーメン派です。ですので、ここでも最初は迷いなく「煮干し醤油らーめんでいこう」と決めかけました。ところが、隣の席の人が濃厚担々麺を頼んだんですよ。丼が置かれた瞬間、香りが一気に広がって、しかもスープの粘度が見た目で分かる。ああいうのを見ると、気持ちが揺れます。正直、揺れました。

そして、ここで小さな失敗が発生します。自分は「じゃあ担々麺いってみるか」と一回注文しかけたんですが、ふと財布を触って現金の残りが頭をよぎる。現金のみの店なので、妙な緊張が入るんです。ラーメン屋で会計に怯えるの、我ながらダサい。けど、こういうリアルってあります。

結局、初回は軸を外さない方がいいと判断して、煮干し醤油らーめんを注文しました。なお、サイドでご飯ものも気になったんですが、ここでも迷いが出る。しらすご飯、チャーシューマヨご飯、チャーシューご飯。腹は減ってる。でも、初見で欲張って“重すぎた”ってなるのも嫌。そこで、いったんラーメン一杯に集中することにしました。正解ムーブじゃないです。むしろ、ビビりました。

煮干し醤油らーめん:鶏の丸さに、煮干しが「刺さりすぎない」やさしさ

着丼して、まず香りがきれいでした。煮干しって、店によっては鼻に刺さるくらい前に出してくるところもあります。ただし、麺屋ぶんけいの煮干し醤油は、鶏の旨みが土台にあって、その上に煮干しが乗ってくる。だから、強いんだけど角が立たない。スープを一口飲んだ瞬間、「あ、これなら最後まで飲めるやつだ」と思いました。

麺は、スープに負けない存在感があって、啜るたびに口の中がちゃんと“ラーメンの時間”になります。そしてトッピング。チャーシューの種類が選べるのも特徴で、鶏、豚バラ、豚肩と並ぶと、こっちの好みが試される感じがしてちょっと楽しい。自分は脂が強すぎるのが苦手な日もあるので、豚肩がちょうどよく見えました。肉の香りと歯ごたえが、煮干しの余韻とケンカしない。

そして、玉ねぎ系のアクセントが効いてました。口の中が重くならない。名古屋ラーメンで「濃厚」を期待して来る人もいると思うんですが、この一杯は濃厚に寄りすぎず、でも薄いわけじゃない。昼のランチでも夜でも、どっちでも成立する塩梅です。だからこそ、仕事終わりの自分みたいな人間には助かる。

途中で「大盛りにすればよかった」と思ったのに、次の瞬間に納得した

食べ始めて中盤、ふと「大盛りにしとけばよかったかな」と思いました。というのは、スープの飲み口が良くて、箸が止まらないタイプだったからです。ところが、最後の方になると、ちゃんと腹が満ちてくる。ラーメンって不思議で、軽く感じるスープほど、気づいたときに満腹がくる。ここはそのタイプでした。もし初来店で、さらにサイドも付けて大盛りにしたら、自分はたぶん後半でしんどくなってたと思います。だから、ビビってラーメン一杯にした判断は、結果的に救いでした。

なお、逆に「ガツンと大盛りをかき込みたい」人には、やや上品に感じる可能性もあります。ここが好みの分かれ目。自分は煮干しの香りを追いながら、最後はスープの鶏の丸さで落ち着く感じが好きなので、こういう設計はかなり刺さります。

濃厚担々麺・まぜそば・限定…“次の一手”が見える店は強い

食べ終わったあと、自然に次の注文を考えてる自分がいました。濃厚担々麺は、見た目からして粘度が高いタイプで、ミンチや玉ねぎの食感が主役になるやつ。まぜそばも、ラーメン屋のまぜそばって当たり外れがあるんですが、ここはベースのスープ設計がしっかりしてる店なので、崩れにくい気がします。さらに期間限定が出るのが厄介で、こういう店は通わせにくる。まったく、商売がうまい。

ただし、注意点もあります。定休日が水曜と日曜なので、週末しか動けない人はタイミングが合わないことがある。さらに臨時休業もあり得るので、行く前に公式の発信を見ておく方が安全です。自分も雨で現場が休みになった日に動けるタイプなんですが、そういう“急に暇になった日”ほど、店が休みだったりするんですよね。これはラーメン食べ歩きあるあるです。

支払いは現金のみ。ここで「うっかり」をやらかすと地味に凹む

もう一回言いますが、支払いは現金のみです。カードも電子マネーもQR決済も使えません。たとえば仕事帰りに「名古屋でラーメンでも食うか」と寄ったとき、財布が薄いと焦ります。自分はギリギリ大丈夫でしたが、もし担々麺+ご飯もの+トッピングとかやってたら、コンビニATMに走ってた可能性があります。店の雰囲気は落ち着いてるのに、会計だけ急に現実が刺さる。こういうのは、行く前に千円札を数枚入れておくのが結局いちばんスマートです。

好みの味で大満足!名古屋市中村区でラーメン食べるならここ!

ここからは好みの話をします。正直、煮干しが苦手な人、魚介の香りが少しでも気になる人には向かない瞬間があると思います。自分は煮干し派なので「これこれ」となるんですが、万人受けを狙った無臭系ではない。だから、ラーメンを“飲み物みたいに軽く”いきたい人は、塩らーめんの方が合うかもしれません。

一方で、煮干し醤油で満足させつつ、担々麺やまぜそばで遊べる店って、案外少ないです。そして駅近で、座敷っぽい席もあって、家族連れも入りやすい。中村区、本陣というエリアでこのバランスは強い。名古屋ラーメンの探し方が「とにかく有名店」から一段落ちて、“自分の店”を見つけたい段階の人には、たぶんちょうどいいです。

まとめ次は担々麺、でもまた迷う自分が目に浮かぶ

店を出て鳥居通を歩きながら、次は濃厚担々麺にするか、限定に突っ込むか、頭の中で揉めてました。こうやって帰り道に悩ませる店は、だいたい強いです。麺屋ぶんけいは、派手な演出で持っていくタイプじゃない。そのため、食べた人がじわじわと通いたくなる。現金のみ、駐車場なし、定休日のクセ。そういう小さな不便さを抱えながら、それでもまた行こうと思わせる一杯でした。

本陣駅から徒歩2分ほど。名古屋で鶏白湯や煮干し醤油、担々麺まで視野に入れてラーメンを探しているなら、一回は寄ってみてください。なお、初回は欲張りすぎないのがコツです。自分みたいに、途中で迷ってブレそうになっても、まずは軸の一杯を食べてから。次の迷いは、そのあとに取っておくと楽しいです。”