病みつきになる白湯らーめん麺家 獅子丸はこだわりの味と内観

こんにちは。
名古屋駅周辺で仕事を終え、ハイエースのエンジンを止めたあと、ふらっと一杯のラーメンを求めて歩くのがささやかな楽しみになっている四十五歳です。

普段は建築現場で汗を流し、食事はコンビニ飯で済ませがちな生活ですが、休日や雨で現場が止まった日は、どうしても“ちゃんとした一杯”が食べたくなります。

今回は、名古屋駅エリア、亀島駅からも近い場所にある「麺家 獅子丸」さんを訪ねました。名古屋駅 ラーメンの検索で必ずと言っていいほど名前が挙がる人気店です。

行列、鶏白湯、ポルチーニ、伊勢海老らぁめん――気になる単語がいくつも並ぶこの店で、実際に感じた空気、迷い、そして正直な感想を、できるだけそのまま書いてみます。

店舗情報

店名 麺家 獅子丸(めんや ししまる)
住所 〒453-0013
愛知県名古屋市中村区亀島2-1-1
営業時間 11:00〜15:00
17:00〜21:30
定休日 年中無休
交通手段 名古屋駅の太閤通口、新幹線口から徒歩5分
亀島駅3番出口から徒歩4分
支払い方法 電子マネー可
QRコード決済可
お問い合わせ 052-453-0440

グーグルマップ

設備

席数 14席
個室 無し
貸切 不可
喫煙 禁煙
駐車場 無し
設備 カウンター
お子様連れ 可能

名古屋中村区のラーメン激戦区で光る存在

名古屋市中村区亀島のラーメンといえば、チェーンから個人店までひしめく激戦区です。その中でも、太閤通口から歩いて数分、新幹線の高架下にひっそりと構える「麺家 獅子丸」は、いつ通っても人影がある店でした。派手な看板というより、落ち着いた佇まい。しかし扉の前にできる列が、ここがただの一軒ではないと教えてくれます。

この日は平日の昼前でした。現場が早く終わり、まだ混まないだろうと高をくくっていたのですが、すでに数人が並んでいました。正直、腹は減っているし、立ちっぱなしの足も重い。別の店に流れようか一瞬考えました。しかし、前の人の会話から「ポルチーニまだあるかな」という言葉が聞こえ、気持ちがぐっと引き戻されました。限定メニューの存在が、列の長さよりも強く私を引き止めたのです。

店内の空気と最初の違和感

ようやく店内に通され、カウンター席に腰を下ろした瞬間、思っていたよりも静かな空気に少し驚きました。人気店というと、威勢のいい掛け声や活気あるやり取りを想像しがちです。しかしここは、どちらかといえば落ち着いています。BGMも控えめで、ラーメンと向き合うための空間という印象でした。

そのため、最初は少し肩透かしを食らった気分になりました。もっと“ガツン”とした雰囲気を勝手に想像していたからです。ただ、椅子に深く座り直すと、妙に安心感も湧いてきました。騒がしさがないぶん、仕事帰りの疲れた頭にはちょうどいい。こういう静かなラーメン屋も悪くないな、と考えを改めました。

メニューとのにらめっこ、そして迷い

メニューを開くと、定番の「獅子丸ぱいたんらぁめん」、煮干し醤油らぁめん、担々麺、そしてA5和牛ぱいたんらぁめんと並びます。さらに、ポルチーニを使った限定や伊勢海老らぁめんの文字も目に入ります。名古屋駅近くでここまで“洋”のニュアンスを打ち出すラーメン店は珍しいです。

最初は王道の獅子丸ぱいたんらぁめんにするつもりでした。鶏白湯 ラーメンは私の好物ですし、まずは看板を押さえるのが筋だと思ったからです。しかし、隣の客が注文した伊勢海老らぁめんが運ばれてきた瞬間、鼻をくすぐる香りにやられました。濃厚なのにどこか上品な香り。思わず店員さんに「伊勢海老、まだありますか」と聞いていました。

ところが、ここでまた迷いが生まれます。価格は通常メニューよりやや高めです。正直、昼の一杯としては贅沢です。年収五百万、家賃四万八千円の一人暮らしには、ちょっとした冒険です。ほんの数秒、頭の中で電卓を叩きました。そして結局、初志貫徹で獅子丸ぱいたんらぁめんを注文しました。限定に流されるのは次回に取っておこう、と自分に言い聞かせたのです。

獅子丸ぱいたんらぁめんの量・味・特徴

運ばれてきた獅子丸ぱいたんらぁめんは、見た目からしてクリーミーです。泡立ったスープはエスプーマのようで、いわゆる濃厚豚骨とは違う、どこか洋風の顔つきをしています。量は標準的で、成人男性なら物足りなさは感じないが、大食漢にはやや軽めかもしれません。

一口すすると、鶏白湯のまろやかさが広がります。しかし、ただ重いだけではありません。後味が思いのほか軽いのです。そのため、普段こってりが苦手な人でも挑戦しやすいと思います。一方で、豚骨の荒々しさを求める人には少し物足りないかもしれません。正直、私はもっとクセがあっても好きですが、ここはあえて洗練させているのだと感じました。

麺は中細で、スープをしっかり持ち上げます。チャーシューはしっとりとしており、主張しすぎない味付けです。女性一人でも入りやすい雰囲気というのは、この繊細なバランスにも表れているのでしょう。

小さな判断ミスと気づき

調子に乗って炙りチャーシュー丼のセットも頼みました。ラーメン+丼で満腹コースだと思ったのです。しかし、思ったよりラーメンの満足度が高く、後半は少し苦しくなりました。量の読み違えです。大盛りにしなくて正解でしたが、セットは欲張りすぎました。

ただし、この丼自体は美味しいです。甘辛いタレと炙りの香ばしさが、白湯スープとは対照的で、味に変化を与えてくれます。がっつり食べたい人、特に若い男性には向いています。一方で、ラーメンをじっくり味わいたい人は単品のほうがいいかもしれません。

行列と立地のリアル

名古屋駅 ランチタイムはやはり混みます。店を出る頃にはさらに列が伸びていました。新幹線口から近い立地は便利ですが、そのぶん観光客も多いです。落ち着いて食べたいなら、時間をずらす工夫が必要でしょう。

また、駐車場はありません。車派の私としては少し不便です。近くのコインパーキングを利用しましたが、時間帯によっては満車のこともあります。そのため、公共交通機関でのアクセスが無難です。

お洒落なラーメンは見た目だけじゃない!

昔ながらの中華そば一筋の人には、ここは少し“洒落すぎ”かもしれません。

私はラーメンに男臭さを求める瞬間もあります。

しかし、獅子丸はあえてそこから距離を取っています。

そして、ラーメンの味も抜群にうまい

綺麗な店内、おしゃれな盛り付け、女性客も多いような気がします。

近年の傾向を考えると男女関わらず誰でも満足できるお店も必要かと思います。

総じて感じたこと

名古屋駅近くでラーメンを探しているなら、「麺家 獅子丸」は確実に候補に入れるべき店です。

鶏白湯の濃厚さと洋のエッセンス、そして静かな店内。

観光客にも、仕事帰りのサラリーマンにも、ラーメン好きにも、それぞれの楽しみ方があります。

そして何より、迷いながら選んだ一杯が、自分のその日の気分にちゃんと寄り添ってくれる。その体験こそが、この店の一番の魅力なのかもしれません。次はきっと、伊勢海老らぁめんに挑戦します。財布と相談しながらですが、それもまた楽しみのひとつです。