今回のレビューは横浜家系ラーメン 赤家 中村公園店です。
ライターたかちゃん
ライターナカムラ
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ところが、その予想はドアを開けた瞬間に外れました。
豚骨と醤油が合わさったあの独特の香りが、入口から漂ってくるんです。
そして、ラーメン850円、麺大盛無料、ライス1杯無料。
この数字を見たとき、「あ、これは本気の店だ」と思いました。
腹を満たすことを最優先に生きているオレからすると、この価格設定と無料サービスの組み合わせは、単なるサービスじゃなくて姿勢の話です。
安く、多く、ちゃんとうまい——その三つが揃うかどうか。
それがこの記事で確かめたかったことです。
結論から言えば、揃っていました。
なぜそう言えるのか、一つひとつ話していきます。
店舗情報
| 店名 | 横浜家系ラーメン 赤家 中村公園店 |
|---|---|
| 住所 | 〒453-0811 愛知県名古屋市中村区太閤通9-9 横田ビル |
| 営業時間 | 11:00〜翌1:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 交通手段 | 地下鉄東山線中村公園駅より徒歩1分 |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| お問い合わせ | 070-4490-2684 |
近隣にコインパーキングあり
駅近のため電車利用が便利
グーグルマップ
設備
| 席数 | 18席 |
|---|---|
| 個室 | 無し |
| 貸切 | 不可 |
| 喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 | 無し |
| お子様連れ | 不明 |
系列店・姉妹店一覧
| 店舗名 | 住所 |
|---|---|
| 横浜家系ラーメン 赤家 いりなか店 | 愛知県名古屋市昭和区隼人町8-15 |
| 横浜家系ラーメン 赤家 粉浜西店 | 大阪府大阪市住之江区粉浜西1-4-3 |
| 赤家 白楽店 | 神奈川県横浜市神奈川区六角橋周辺 |
| 横浜家系ラーメン 赤家 京成八幡駅前店 | 千葉県市川市(詳細住所未確認) |
店の雰囲気

中村公園駅の4番出口を出ると、もう見えます。
「横浜家系ラーメン 赤家」と書かれた看板が、太閤通の通りに面して構えているのが。
徒歩10秒という表記があるのを事前に知っていましたが、実際に歩いてみると、これは誇張でもなんでもありません。
出口の階段を上がって、顔を上げたらすぐ近くにあるお店です。
横田ビルの1階に入居しているこの店は、いわゆる路面店型のラーメン屋。
外観はシンプルで、そこまで目立つ装飾があるわけでもありません。
ライターたかちゃん
ただ、昼時に通ると店の前に人の動きがある。
その「回転している感」が、逆に信頼感につながります。
扉を引いた瞬間、むっと温かい空気が顔に当たります。
厨房から漂う白濁したスープの匂いが、鼻の奥にじわっと入ってくる。
豚骨特有のきつさではなく、もう少し柔らかい、乳化したスープの丸みのある香りです。
店内に入ると、カウンター中心の構成で、席数は18席ほど。
横に長いカウンターが壁沿いに並んでいて、一人で来てサッと食べるには最適な空間です。
BGMがどうとか、インテリアがどうとか、そういう話はこの店には関係ありません。
食べることに集中できる、それだけで十分な空間です。
客層を見ると、サラリーマン風の一人客、近所の若い兄ちゃん、仕事帰りらしい作業着姿の人。
夜遅くまで開いていることもあって、昼と夜とで顔ぶれが変わりそうな店です。
翌1時まで営業しているというのは、この辺りで働く人たちや、飲んだ後の締めを探している人にとって、相当ありがたいはずです。
また、店内は禁煙なので、タバコの煙が気になる人でも食事に集中できます。
なお、駐車場はありません。
中村公園という立地柄、車で来る店ではなく電車やバスで来る前提の設計です。
オレもいつもはハイエースで移動することが多いですが、この店については「電車で来い」ということなんだと割り切って、素直に地下鉄に乗ってきました。
メニュー
| メニュー名 | 料金 |
|---|---|
| ラーメン(醤油) | 850円 |
| キャベツラーメン | 970円 |
| 味玉ラーメン | 970円 |
| 赤盛りラーメン | 1,080円 |
入口を入ってすぐのところに券売機があります。
家系ラーメン屋の多くがそうであるように、ここでもまず食券を買う流れです。
ラインナップを見ていくと、ベーシックなラーメンが850円、味玉ラーメンが970円、キャベツラーメンが970円、そして赤盛りラーメンが1,080円。
これが基本の柱です。
さらに、Uber Eatsや出前館でも確認できたメニューを見ると、野菜ラーメン、坦々ラーメン、味噌ラーメン、辛ラーメン、黒ラーメンといった派生系も存在しています。
つけ麺(かつお)もSNS上で確認できていて、これだけバリエーションがあると何度来ても飽きる心配がなさそうです。
ただ、メニューが多いと迷う人もいると思うので、初見であれば「まずラーメン850円」か「赤盛り1,080円」から入ることをおすすめします。
というのは、この店の基本的なスープの方向性を把握してからバリエーション系を攻めたほうが、比較がしやすくなるからです。
また、着席後に店員さんから醤油か塩かを聞かれます。
さらに、麺の硬さ、味の濃さ、油の量のカスタムも確認してもらえます。
濃厚系が苦手な人は調整注文(味薄めなど)で対応
この「家系の儀式」と呼ばれる調整文化は、この店でもしっかり生きています。
初めての人は「普通、普通、普通」でまず食べてみて、次からカスタムを変えていくのが一番です。
そして、見逃してはいけないのが無料サービスです。
ライス1杯無料、麺大盛無料。
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この二つが同時に使えるというのは、ボリューム系を好む人間にとっては単純に嬉しい話です。
850円のラーメンに大盛の麺と白米がつく。
それで腹が満たされないなら、それはもう自分の問題です。
支払い方法については、カード不可・電子マネー不可ですが、PayPay(QRコード決済)には対応しています。
現金を持ち歩かない人も増えていますから、PayPayが使えるのは地味に助かります。
一方、Suicaや交通系ICに頼っている人は事前に現金かPayPayを準備しておいた方がいいでしょう。
実食
この日オレが選んだのは、赤盛りラーメン(1,080円)の醤油、麺硬め、味普通、油普通です。
初見ながら「赤盛り」を選んだのは、この店の看板を張っているメニューはそれだろうと判断したからです。
券売機で食券を買い、カウンターの端に腰を落ち着けます。
着席してすぐ、店員さんから「醤油と塩どちらにしますか?」と声がかかりました。
そして「麺の硬さ、味の濃さ、油の量はいかがですか」と続きます。
このやりとりが、家系ラーメン屋に来た実感を確かにします。
「麺硬め、あとは普通で」と答えると、うなずいて厨房へ戻っていきました。
カウンターに座って待っている間、隣の客がちょうどスープを飲んでいる様子が視界の端に入ります。
どんぶりから湯気がもくもくと立ち上っていて、その白濁した色を見ているうちに、自分のものが来るのが待ち遠しくなってきます。
5分ほどで目の前に丼が置かれました。
どんっ、と音がしそうな存在感です。
白濁したスープの表面に、鶏油と思われる油膜がうっすら光っている。
チャーシューが2枚、海苔が3枚、ほうれん草が盛られていて、スープの色に対して海苔の黒が映えます。
赤盛りというだけあって、通常のラーメンよりも具材のボリュームがある構成です。
まず箸でチャーシューをひとつ持ち上げると、しっかり肉感のある厚みがあります。
ほどけるような柔らかさというよりは、歯でちゃんと噛む手応えのある仕上がりです。
そしてスープをレンゲですくって一口。
豚骨のクセはほとんどない。
乳化が進んだまろやかなスープで、口の中に入れると丸みのある旨みが広がります。
醤油のかえしがしっかり効いていて、しょっぱすぎず、薄すぎず、塩気と旨みのバランスが整っています。
鶏ガラから引いたと思われるダシが骨格にあり、そこに豚骨のコクが乗っているような飲み口です。
次に麺に箸を入れます。
太麺で、やや平打ち気味の形状をしています。
硬めで注文しているので、歯で噛んだときにぐっと抵抗感がある。
それがスープの重みとちょうどいい対比になっています。
麺をすすると、スープが麺によく絡んで、一口ごとに豚骨醤油の味が口の中で再現される感じです。
海苔をスープに浸してから食べると、これがまたスープの旨みを閉じ込めた一枚になります。
家系ラーメン好きには定番の食べ方ですが、この店のスープはその食べ方が特に合います。
ライスが来たので、スープをそのままかけてレンゲで食べてみると、これが止まらない。
ご飯とスープの相性が良くて、気がついたらどちらも空になっていました。
料理の考察
スープについて、もう少し踏み込んで書いておきたいと思います。
口コミでも「乳化強め」「豚骨臭は控えめ」という評価が複数見られましたが、実際に飲んでみると、その通りです。
豚骨ラーメンを初めて食べる人でも抵抗なく飲めるレベルの臭みのなさで、一方でちゃんとコクと深みはある。
これは乳化の度合いによる食べやすさで、豚骨のエグみを前面に出すのではなく、まろやかさで包む方向性です。
好みが分かれるポイントがあるとすれば、「もっとガツンとした豚骨臭が好き」という人には少し上品に映るかもしれません。
そういう意味では、家系をよく知っている人も初めて食べる人も入れる間口の広い設計だと思います。
麺については、太さと平打ちの感触から、加水率はやや高めなのではないかという印象を受けます。
もちもちというよりは、しっかりとした弾力があって、硬めで注文するとスープの中でもコシが保たれます。
スープとの絡みは良く、すするたびにしっかり豚骨醤油が口に来るタイプです。
坦々ラーメンについては、口コミによると家系ベースに胡麻の風味が加わったクリーミーな仕上がりとのことで、これは別の機会に試す価値がありそうです。
家系のスープベースに坦々のコクが乗るというのは、想像するだけで腹が鳴ります。
また、辛ラーメンについては、辛さの塩梅が程よく、家系スープの旨みと辛みのバランスが取れているという評価があります。
一方で、麺の太さや平たさは好みが分かれるポイントにもなり得るとのことで、これは実際に食べてみて判断してほしいところです。
なお、テーブルには豆板醤が置かれており、途中から味変できる仕組みになっています。
後半に豆板醤をスープに溶かすと、辛みと旨みが加わって、一杯で二つの味が楽しめます。
これは実際にやってみると面白いので、ぜひ試してほしいです。
つけ麺(かつお)については、家系スープベースに鰹の風味を加えたという点で、他の家系店ではあまり見ないメニューです。
公式Instagramでも確認できているメニューで、ラーメン一本に留まらないこの店のスタンスが見えます。
店の魅力
会計を終えて、店の外に出ます。
PayPayで支払いを済ませ、財布を出す手間もなく、流れるように退店できました。
外の空気が冷たくて、体の中から温まったスープの熱が引くのが惜しい気持ちになります。
この店の魅力を整理すると、立地と価格とボリュームと味の全部がちゃんと揃っています。
まず立地については、中村公園駅4番出口から文字通り目と鼻の先です。
「雨の日に傘を持って探し歩く」ような手間が発生しない。
これは地味ですが、日常使いの観点からは大きなポイントです。
価格については、850円でラーメンが食べられて、大盛も無料、ライスも無料。
1,000円以内で腹いっぱいになれるというのは、毎日の外食費を気にしながら生きている人間には素直にありがたい。
特別な日に来る店ではなく、「今日もここでいいか」と思えるような店です。
そういう店が近所にあると、週の生活のリズムが違ってきます。
深夜1時まで営業
これは仕事帰りが遅くなった人、飲んだ後に腹に何か入れたい人、夜中にどうしてもラーメンが食べたくなった人に向けた、無言のメッセージみたいなものです。
家系ラーメンが深夜まで食べられる場所というのは、名古屋市内でもそれほど多くありません。
なおかつ、カスタムができる「家系の儀式」がきちんと機能している。
「麺硬め、味普通、油多め」というような自分なりのオーダーを積み重ねて、ここでの食べ方を自分の中に作り上げていく楽しみがある店です。
18席というコンパクトな空間は、混雑すると少し待つ場面も出てくるかもしれません。
ただ、ラーメン屋の回転率を見ると、カウンター中心の構成では意外と流れが速いことが多い。
回転の速い店かどうかを気にするオレとしては、この規模の店でカウンター中心ということは、おそらくそこまで長時間待つことにはならないだろうと見ています。
また、この店に向いていない人についても正直に書いておきます。
車で行く予定の方は、駐車場がないため別の手段を考える必要があります。
また、ゆったりとした個室でのんびり食べたい、というような目的には合いません。
カウンターでサッと食べてサッと出る。
その使い方が最もフィットする店です。
一方で、一人でラーメンを黙々と食べたい人、コストを抑えながらしっかり腹を満たしたい人、家系ラーメンの「普通」じゃない幅を試したい人には、かなり刺さると思います。
評価まとめ
ライターたかちゃん
ライターナカムラ
次回は坦々ラーメンを試すつもりです。
家系ベースのクリーミーな坦々というのが、どういう仕上がりになっているのか、自分の舌で確かめたい。
豆板醤を使った味変についても、今度は最初から意識して途中で加えてみようと思っています。
また、つけ麺(かつお)という選択肢も気になっています。
家系と鰹の組み合わせは、食べたことがない人間には想像がつきにくい部分もあって、それが逆に引っかかっています。
深夜営業をしているということで、現場の仕事が長引いた日の締めに立ち寄ることも、十分に考えられます。
中村公園というエリアは、仕事の帰り道に乗る路線によっては少し遠回りになることもありますが、この店のためなら一本乗り換えて来る価値はあります。
「また行く店」が増えた。
それがこの店を訪れた一番の収穫です。
気になっている方は、まずラーメン850円から始めてください。

